『自閉傾向』という重い言葉を聞いた初めての小児科受診

生まれた時からお世話になっている小児科へ。

お昼寝させたかったけど、結局寝れずに受診することになってしまいました。

f:id:ziippyy:20200902152516j:plain

待合室

落ち着きのなさは性格じゃないの?

いつもと違う待合室に通され問診票を書く私。

 

看護師さんが小さなモニターでアンパンマンを流してくれました。

 

オープニングは座って聞いてられたけど、アンパンマンにあまり興味のないムスメはすぐに動き始めました。

 

廊下に出ようと走り出す。

いつも通り、「ちょと待って!だっこしよ!」と引き止めるもエビぞり。

とにかくあっちも行きたい。こっちも行きたい。

あちこちにキャラクターが貼られてたり水槽があるもんね。

こちらは、もー汗だく。

 

予防接種の時もいつもこんな感じなので、私は「落ち着きのない性格」として諦めて接してきました。

 

そんな中、なんとなく感じる視線。

振り替えるとちらっと白衣が見えて消えました。

 

あ。観察されてるんだなと感じました。

 

 

先生とのお話

もうほとんど診察は終わっていた

ムスメに話かけたり、簡単におもちゃを使ってやり取りをしてくれました。

 

そして私への問診。

聞かれたことは以下の通りです。

  • 今までの発達(歩いた月齢・コップ飲みなど)
  • つま先だけで歩くか
  • 手をひらひらさせることはあるか
  • 部屋の中をグルグル回ったりするか
  • 指をさすか
  • コミュニケーションは取れるか
  • 簡単な指示は通るか
  • 家族に言葉が遅かった人はいるか
  • 物と人だとどっちに興味があるか

ざっとこんなもんだったと思います。

 

本当に簡単に答えただけで、その中でも先生は「ハイ。ハイ。うん。そうだね。」と何かを確認していっているように感じました。

 

ここで、待合室での様子でほとんど解ってたんだと解りました。

 

考えもしていなかった「自閉」という言葉

本当に恥ずかしい話ですが、

私は、

言葉が遅い→そのうち出てくる

落ち着きがない→性格

だと思っていて、疑うこともありませんでした。

 

言葉が通じないから、指示が入らない

言葉が通じるようになれば、解ってくれるようになる

言葉が通じないから、出来ることが増えない

言葉が通じるようになれば、色々できるようになる

 

と考えていました。

 

そんな私の頭を殴るような「自閉」という言葉。

 

先生は「自閉傾向があるね。」と言いました。

 

そして「まだ確定ではないけどね。」「私の誤診であればそれでいいの!」と付け加えました。

 

 

家庭療育のススメ

先生は、自閉症児の家庭療育についての資料をくれました。

「これを読んで、実践してみて。これはどんな子でもやった方がいいことだからね。

副作用はないからやって損はないですよ。」

と言われました。

 

 

ここから始まる私とムスメの100日間

次の受診は2歳になる前。

それまでに出来ることはやりたい。

何か可能性があればやってあげたい。

 

帰宅後は疲れたのか、ぐっすり眠ったムスメ。

 

その間に検索魔になったのは言うまでもありません。汗

 

眠れない1日を過ごしたのでした。