『自閉傾向』という重い言葉を聞いた初めての小児科受診
生まれた時からお世話になっている小児科へ。
お昼寝させたかったけど、結局寝れずに受診することになってしまいました。
待合室
落ち着きのなさは性格じゃないの?
いつもと違う待合室に通され問診票を書く私。
看護師さんが小さなモニターでアンパンマンを流してくれました。
オープニングは座って聞いてられたけど、アンパンマンにあまり興味のないムスメはすぐに動き始めました。
廊下に出ようと走り出す。
いつも通り、「ちょと待って!だっこしよ!」と引き止めるもエビぞり。
とにかくあっちも行きたい。こっちも行きたい。
あちこちにキャラクターが貼られてたり水槽があるもんね。
こちらは、もー汗だく。
予防接種の時もいつもこんな感じなので、私は「落ち着きのない性格」として諦めて接してきました。
そんな中、なんとなく感じる視線。
振り替えるとちらっと白衣が見えて消えました。
あ。観察されてるんだなと感じました。
先生とのお話
もうほとんど診察は終わっていた
ムスメに話かけたり、簡単におもちゃを使ってやり取りをしてくれました。
そして私への問診。
聞かれたことは以下の通りです。
- 今までの発達(歩いた月齢・コップ飲みなど)
- つま先だけで歩くか
- 手をひらひらさせることはあるか
- 部屋の中をグルグル回ったりするか
- 指をさすか
- コミュニケーションは取れるか
- 簡単な指示は通るか
- 家族に言葉が遅かった人はいるか
- 物と人だとどっちに興味があるか
ざっとこんなもんだったと思います。
本当に簡単に答えただけで、その中でも先生は「ハイ。ハイ。うん。そうだね。」と何かを確認していっているように感じました。
ここで、待合室での様子でほとんど解ってたんだと解りました。
考えもしていなかった「自閉」という言葉
本当に恥ずかしい話ですが、
私は、
言葉が遅い→そのうち出てくる
落ち着きがない→性格
だと思っていて、疑うこともありませんでした。
言葉が通じないから、指示が入らない
言葉が通じるようになれば、解ってくれるようになる
言葉が通じないから、出来ることが増えない
言葉が通じるようになれば、色々できるようになる
と考えていました。
そんな私の頭を殴るような「自閉」という言葉。
先生は「自閉傾向があるね。」と言いました。
そして「まだ確定ではないけどね。」「私の誤診であればそれでいいの!」と付け加えました。
家庭療育のススメ
先生は、自閉症児の家庭療育についての資料をくれました。
「これを読んで、実践してみて。これはどんな子でもやった方がいいことだからね。
副作用はないからやって損はないですよ。」
と言われました。
ここから始まる私とムスメの100日間
次の受診は2歳になる前。
それまでに出来ることはやりたい。
何か可能性があればやってあげたい。
帰宅後は疲れたのか、ぐっすり眠ったムスメ。
その間に検索魔になったのは言うまでもありません。汗
眠れない1日を過ごしたのでした。